2014年 07月 11日
田んぼでガサゴソ |
台風一過で蒸し暑い一日でしたが、午後からヒメサナエを探しに近所の渓流を覗いてきました。しかしヒメサナエの姿はありません。粘っても成果はなさそうだったので、別の場所へ移動をすることに。
その途中で、タガメがいるらしいエリアを通るので、少しばかり覗いてみることにしました。
何の変哲もない、普通に田んぼが広がるどこにでもある風景で、いそうな感じはしませんでしたが、とりあえず、昨日の雨で水が流れているだけでは?という、もう少しで水が涸れそうな用水路を眺めながら歩いていると、水路の真ん中に怪しげな影を発見しました。
取り出してみると、幼虫でしたが、大きなタガメが出てきました。
あわててタモ網を出してきてその辺りをガサガサすると、もう1匹5齢幼虫と思われるのものと、3齢か4齢と思われる死骸が見つかりました。
いやあ驚きです。いるところにはいるものなのですね。
生きたタガメを採集するのは大学生のとき以来です。
他にはコオイムシなども捕れましたが、気がつくと撮影に使ったケースの中で成虫が幼虫の体液を吸っておりました。
トンボを探しての移動途中でしたので、改めて目的の場所へ向かうことに。
結局、目的のトンボは見られず、時間も余ったので、少し奥の様子を見に行くと、田んぼになにやら小型のゲンゴロウ類がたくさん泳いでいるのが見えます。田んぼの縁のほうを網で掬ってみると、ハイイロゲンゴロウがたくさん採れました。
そしてここでも、ハイイロゲンゴロウと一緒にタガメの初齢幼虫が採れました。
1センチにも満たない小さな体ですが、その姿は、すでにハンターですね。
この田んぼが一番上手の田んぼなので、ここで産卵孵化したのでしょう。何とか成虫がいないかと探してみましたが、見つけられませんでした。それにしても1日でタガメの生息地を2箇所確認できたのはラッキーでした。また、今日はここでは聞いたことがなかったサンコウチョウの声もたくさん聞くことができ、トンボは外れでしたが、いい一日でした。
その途中で、タガメがいるらしいエリアを通るので、少しばかり覗いてみることにしました。
何の変哲もない、普通に田んぼが広がるどこにでもある風景で、いそうな感じはしませんでしたが、とりあえず、昨日の雨で水が流れているだけでは?という、もう少しで水が涸れそうな用水路を眺めながら歩いていると、水路の真ん中に怪しげな影を発見しました。
取り出してみると、幼虫でしたが、大きなタガメが出てきました。
いやあ驚きです。いるところにはいるものなのですね。
生きたタガメを採集するのは大学生のとき以来です。
結局、目的のトンボは見られず、時間も余ったので、少し奥の様子を見に行くと、田んぼになにやら小型のゲンゴロウ類がたくさん泳いでいるのが見えます。田んぼの縁のほうを網で掬ってみると、ハイイロゲンゴロウがたくさん採れました。
この田んぼが一番上手の田んぼなので、ここで産卵孵化したのでしょう。何とか成虫がいないかと探してみましたが、見つけられませんでした。それにしても1日でタガメの生息地を2箇所確認できたのはラッキーでした。また、今日はここでは聞いたことがなかったサンコウチョウの声もたくさん聞くことができ、トンボは外れでしたが、いい一日でした。
by hataten
| 2014-07-11 23:25
| 昆虫関連
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Comments(2)